« 別世界 | トップページ | アリとキリギリス »

2021年2月25日 (木)

濱田屋さん

ここ数日、高級官僚が揃いも揃って1人7万円以上という破格な過剰接待を受けた問題が国会でも取り上げられ、そこに菅首相の息子が関わっていた(接待する側)ということで、首相自ら陳謝する事態にまで発展しています。

つまらないワイドショーでは、7万円の内訳について大騒ぎです。いったい何を飲み食いしたら7万円という金額になるのか。和牛、魚介類、鮨、ビンテージワイン…その他諸々。

僕はこの話題自体には全く興味がありませんでした。ただし、その接待が繰り広げられた料亭が「濱田屋」との噂を耳にするまでは。

濱田屋はミシュラン三つ星の超高級料亭です。実は僕は以前に一度だけこちらにお邪魔したことがあります。濱田屋は建造物も厳かで、敷地も広く、もちろん全室が座敷の個室です。そして何より接客マナーが他店より抜きん出ています。お店に到着した時のお出迎えと、退店するときのお見送りの、あの仲居さんがずらり並んでる姿は未だに脳裏に焼き付いています。テレビドラマで時々そういうシーンがありますが、あんなものではありません。本物です。

こんな僕みたいな庶民がなぜそのような店に入れたのか。それは、その時の僕の立場が「偉い人の側近」だったからです。そう、ここは(表現は良くないかもしれませんが)偉い人が偉い人を接待するお店なのです。偉くない僕がその場に居たのは幸運としか言いようがありません。そんな僕から見て特筆すべきことが1つあります。それはお店のスタッフさんが、当方の運転手にまで気を遣ってくれたこと。詳細は割愛しますが、翌日その一部始終を彼から報告を受けて感動しました。

お代とは、そういうのが全て入っての料金です。何を食べたとか、何を飲んだとか、あまりにも品がなく呆れるばかりです。コメンテーター諸氏、思いつくまま喋る前にもう少しリサーチなさった方が良いのではないでしょうか。

※ 実はその日僕は何を食べて何を飲んだのか、一品も覚えておりません。きっと僕の身の丈には合わなかったのでしょうね。

|

« 別世界 | トップページ | アリとキリギリス »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 別世界 | トップページ | アリとキリギリス »