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2017年3月 5日 (日)

たばこのない五輪

IOC(国際オリンピック委員会)が掲げた「たばこのないオリンピックの実現」という提唱に追随し、日本政府が受動喫煙を規制するための新法を整備する方向性を打ち出したのが今年に入ってすぐのこと。その内容は多岐に渡るが、少なくとも当方に関わるものとして「全ての飲食店内においての喫煙を禁止する」という案が挙がっているという。

お酒を扱う店から煙草を排除するとどうなるかは想像に難くない。お客さまが激減するだけのことだ。そうでなくても嫌煙ブームが続く昨今は、喫煙者は肩身の狭い思いを強いられている。例えば1本の煙草を吸うのにも、今では周囲の了解を仰がなければならないのが現状だ。

これ程までに世の中から煙草が嫌われているというのに、それでもまだ「こんなものでは済まされない」と言うのであれば、なぜ煙草そのものを禁止しないのだろうかと首をかしげてしまう。東京オリンピックを「たばこのない五輪」にするには、喫煙そのものを違法行為とする法律を定める以外にないだろう。私などが言うまでもなく、そんなことは百も承知のはずなのに、有識者からそういった声が一切聞こえて来ないのは不思議なことだ。

「たばこのない東京オリンピック」を実現させるためにはどうしようかと、会議室で諸先生方が煙草を吸いながら話し合っている姿が想像出来てしまう。何とも滑稽である。

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